中学生や高校生、またそれを経験した人であれば、「平常点」という言葉を耳にしたことはあると思います。平常点は学期末や学年末の評定(5段階もしくは10段階)をつける際に点数に入ります。
そして「考査の点数+平常点」で最終的な点数が算出されます。
学校によって平常点の割合は様々です。
そしてその平常点のつけ方ですが
○ 授業態度
○ 出席
○ 小テストの合格率
○ 提出物
などを考慮して、点数化します。
しかしここで問題があります。授業態度などを点数化する際に、教師の主観が入ってしまうということです。教師の主観が入ったものを生徒の成績に入れてしまってよいのでしょうか?これは観点別評価という点にも関わってくる問題です。
教師の主観によって点数化されたものが、評定として算出されます。そして、その評定が高校入試や大学入試に大きく影響します。つまり、生徒の人生に影響を与えるのです。
これから数日にかけて平常点の問題点について述べていきたいと思います。