入試までのカウントダウン①

　センター試験まで残りわずかとなりました。

　中学生も高校入試までの追い込みの時期になりましたね。

 

　「焦りは禁物」とよく言われることですが、「焦らない」ことを意識した上で、やらなければいけないことは何でしょうか。

　残された時間はすべての人に平等に与えられています。ということは、試験の日までできることには限界があります。

　残りの時間を考えずに「がむしゃらにやる」といのは正しい方法でしょうか。

　私はそうは思いません。

　がむしゃらにやることで、確かに何かしらの達成感を得られるかもしれません。

　しかし、達成感で合格はできません。

 

　大切なことは、「残り時間を逆算して、自分がすべきことを計画すること」が最初にすべきことだと考えます。

　自分の課題、自分のすべきことを考える。

　そして、残り時間の中でどのように課題を克服していくべきなのかを考え、実行する。

　これからの時間の中で多くのことはできません。ましてや、新しいテキストに手を伸ばすなんてことはもってのほかです。

　これから何か新しいことをやろうとしても中途半端になるだけ。

 

　すべきことが間に合っていない状況は、過去の取り組みに原因があるのでしょうが、そこを後悔しても、もう遅い。

　悔やんでも過ぎた時間は戻ってこないのです。

 

　ですから、残された時間で自分ができることは何なのか真剣に考えてください。

　計画を立てているうちは、「あれもやろう、これもやろう」と気持ちが大きくなって、無理な計画を立てがちですが、それでは計画の意味がありません。

　「最低限これはできるようになっておく」と確実やらなければいけないことをリストアップしておくことが大切です。

　もし、それで余裕ができれば＋αに取り組めばよいのですから、無理な計画を立てないこと。

 

　一分、一秒を大切に取り組んでください。

　すべての受験生を応援しています。